松岡屋について

松岡屋の外観

お陰様で、松岡屋は安土桃山時代の頃より500年余り、呉服太物を商って参りました。
呉服は絹物、太物は麻(苧)や綿物ときいており、きものや帯、ふとんなど、いろいろな布や布製品、和小物、寝具類を扱って現在に至っています。

江戸時代
江戸時代
刺繍の技が映える
江戸時代の末頃になって、庶民の婚礼にも打掛が使われるようになりました。しかし友禅染よりは、刺繍の技法を多く用いられていたようです。
また裏地として、羽二重ではなく、奉書紬を使っていたところが目を引きます。

百坂の様子

文化、文政の頃、
松岡屋吉兵衛が愛宕坂、百坂造りに尽力...。

愛宕坂、百坂とは?
江戸時代、福井の足羽山(あすわやま)山頂への寺社の登山路は雨が降るとぬかるみ人々が難渋していたそうで、それを見かねて福井特産の笏谷石(しゃくだにいし)を使って階段を造ったのが、現在の愛宕坂や百坂へとつながります。
石像はその時のもので、福井最初の記念の像だそうです。

石像の説明文

松岡屋吉兵衛の石像

愛宕坂入口

明治時代
明治時代
シックな織りの美しさ
世が文明開花と言われたこの頃には、織りのきものが主流のようで、この打掛も能衣裳のような風合いがあります。
また色調も落ち着いていて、お嫁入りの衣装としてはかなり地味に感じられます。
大正時代
大正時代
友禅染が身近に
明治の後期になって化学染料が発達し、織物も手軽に染められるようになりました。
それまで草木染に頼っていた友禅染もどんどん拡がって華やかさを増し、いわゆる「ハイカラ」な装いへと変わっていったようです。
昭和時代
昭和初期
総模様の友禅と白・紅・黒の振袖
大正デモクラシーの時代から昭和初期にかけての打掛は、羽二重を使ったすばらしい総模様の友禅です。
白・紅・黒の三重で来た一越縮面の振袖とともに、当時の華やかな様子を偲ばせてくれます。

読売新聞

(昭和45年8月11日掲載)
「安売り戦略 こうして成功」

平成時代

2010年「季刊きもの」冬
第百七十四号掲載

特集!「町の元気なきもの屋さん!」
全国有数の呉服屋の中から4店舗が選び抜かれ、
その中の1つに松岡屋が取り上げられました。
「季刊きものとは」
きもの専門店など、多くのきもの業界関係者やきもの愛好家に読まれている、繊研新聞社発行の季刊誌です。
  • 産経新聞

    (平成6年2月14日掲載)
    「"激安"老舗の呉服屋」
  • 福井新聞

    (平成18年8月2日掲載)
    「着方教室やサークル 人気」
  • 日本経済新聞

    (平成23年6月17日掲載)
    「ブランド浴衣レンタル」

会社概要

会社名
株式会社 松岡屋
住所
〒918-8005
福井県福井市みのり2-5-5
tel
0776-36-3618(代)
fax
0776-36-0619
ご来店予約/
きもの・ふとん相談室 tel
0776-36-3366
営業時間
10時〜19時
定休日
催しや祝日を除く、水曜日